スパイみたいな日記

中国人の義両親と同居することになりました。カナダ生活、新章スタート

みなさん、こんにちは。

夫と結婚して、早いもので2〜3年。

そしてついに、中国から夫の両親がカナダにやってきました。

これからしばらく、私たちの家で一緒に暮らします。

義両親との同居。

こう書くと、なんだかものすごく大変なことが始まるような響きがあります(笑)。

でも実際に二人を空港に迎えに行って、私が最初に感じたのは「大変そう」ではありませんでした。

むしろ、

「家族って、こういう感じもあるんだなあ」

という、ちょっと不思議な温かい気持ちでした。

9年ぶりに息子に会った義母

現在、私と夫はカナダに住んでいます。

中国に住む義両親がカナダに来ること自体は、実は結婚する前から聞いていました。

当時はまだ永住権の審査中。

それから2年以上が経ち、ようやく永住権を取得して、9月27日にカナダへやってきました。

夫が両親と直接会うのは、約9年ぶりです。

空港で夫の顔を見つけた義母。

次の瞬間、泣き崩れるくらい泣いていました。

私はその横で、

「おお……」

となっていました。

というのも、私の家族では、たぶんこうはならないからです(笑)。

もちろん、日本人と中国人という国籍だけで比較するつもりはありません。

文化の違いもあるでしょうし、それ以上に、それぞれの家庭や親の性格によるところが大きいと思います。

ただ、少なくとも私の両親とは全然違いました。

「家族って、こういう感じもあるんだ」

夫は一人っ子です。

一方、私は3人きょうだいの真ん中。

だからなのか性格が若干ひねくれております(笑)。

そして私の両親も、かなりドライです。

両親ともずっと仕事をしていて、良くも悪くも「自分の人生は自分の人生」というタイプ。

自分のやりたいことがあって、自分のやりたいようにやる。

私もそんな家庭で育ったので、それが普通だと思っていました。

仮に9年間会っていなかったとしても、空港で私を見て泣き崩れる両親の姿は……正直、まったく想像できません。

だから、夫と義両親の再会を少し離れたところから見ていて、不思議な気持ちになりました。

夫のことが、本当に大切なんだなあ。

ものすごく愛されて育ったんだなあ。

そして、

こういう家族の温かさもあるんだなあ。

私はこういう「家族の絆」みたいなものを、あまり強く意識して育ってこなかったので、少し羨ましいような、でも見ているこちらまで嬉しくなるような。

なんとも言えない気持ちになりました。

そして同時に、

「これから私も、この家族の中に入っていくんだな」

と思いました。

不安というより、今のところはちょっと楽しみです。

夫の性格の理由が、少し分かった気がした

夫を見ていると、以前から、

「この人は、きっと両親からたくさん愛情をもらって育ったんだろうな」

と思うことがありました。

夫はあまり人を疑いません。

「この人の言葉には何か裏があるんじゃないか」と考えたりせず、言われたことを素直に受け取ります。

人にも親切です。

私は逆に、

「いやいや、それ本当?」

と一度考えるタイプ(笑)。

でも義両親と実際に会ってみて、なんとなく納得しました。

まだ会って1日程度ですが、

「この二人なら、息子のためなら何でもするんだろうな」

というのが伝わってきます。

夫がこういう性格になった理由を、少しだけ見たような気がしました。

実は、同居することは結婚前から知っていた

「結婚したら突然、夫から『両親と一緒に住むから』と言われました」

……という話ではありません。

それだったら、たぶん私もだいぶ話が違います(笑)。

義両親が将来カナダに来ることは、結婚前から聞いていました。

当時はまだ永住権を申請している途中で、なかなか結果が出ず。

気づけば2年以上。

ようやく永住権を取得して、今回カナダに来ることになりました。

とりあえず、この冬は一緒に暮らすことになるのかなと思っています。

3階建てなので、逃げ場はある(笑)

幸い、私たちの家は3階建てです。

今のところ、

1階:義両親
2階:リビング・ダイニング
3階:私たち夫婦

という感じで使っています。

なので、同じ家に住んでいるとはいえ、それぞれのプライベートスペースはあります。

これは結構大きい。

ずっと同じ空間に4人でいるわけではないので、今のところはそこまで窮屈な感じはしていません。

数か月後にも同じことを言っているかは分かりませんが(笑)。

義両親が来る!さすがに掃除しました

問題は家の中です。

私も夫も働いています。

そして二人とも、かなりの面倒くさがり。

普段の床掃除は、お掃除ロボットにかなり頼っています。

階段の端を雑巾で丁寧に拭く?

そんなことは、ほぼしません。

でも、義両親が来るとなれば話は別です。

さすがに掃除しました。

なぜなら親という生き物は、なぜかそういうところを発見するからです。

階段の隅のホコリ。

棚の上のホコリ。

「なぜそこを見る?」

というところを見つけます。

これは私の両親も同じです。

最初から、

「汚い家だな……」

と思われるのも嫌なので、そこだけは頑張りました。

とはいえ、完璧に取り繕うつもりもありません。

私はズボラです。

一緒に暮らしていれば、どうせバレます。

だったら、もう最初からある程度バレていた方が楽なんじゃないか。

その方がお互い気を使わなくていい。

ということで、それ以外はほぼ「ありのまま」で迎えました。

4つ、5つの巨大な荷物。「何が入ってるの?」

そして空港でもう一つ驚いたのが、荷物の量です。

とにかく多い。

しかも、一つ一つが大きい。

大きな荷物が4つ、5つ。

飛行機の規定サイズを超えて、追加料金を払ったんじゃないかと思うくらいでした。

私はそれを見ながら、

「……何をそんなに持ってきたの?」

と思っていました。

もしかして、もう中国に帰らないつもりなのでは。

そんなことまで考えました(笑)。

ところが家に着いて荷物を開けてみると、その中身を見て、また少し気持ちが変わりました。

荷物の中に入っていたもの

中には、私と夫のための洋服。

お茶。

お酒。

そして、周りの人たちへのお土産。

とにかく、いろいろなものが入っていました。

私のためにも、たくさん洋服を買ってきてくれていました。

さらに出てきたのが、夫の昔のアルバム。

生まれた頃から、学生時代まで。

昔のパスポートやビザ用の写真なども、大切に持ってきていました。

それを見たとき、

「ああ、この人たちは本当にこの日を楽しみにしていたんだな」

と思いました。

中国で、

「これは息子に」

「これはお嫁さんに」

「これはあの人へのお土産に」

と、一つ一つ考えながら準備していたのかな。

そう考えると、空港で見たあの大量の荷物が、急に違って見えました。

単に「荷物が多い」のではなくて、

そのほとんどが、誰かのために準備したものだった。

9年間会えなかった息子に会うために。

そして、まだほとんど一緒に過ごしたことのない私のためにも。

そう思ったら、なんだかとても心が温かくなりました。

さて、これからどうなるんでしょう

そんなわけで、中国からやってきた義両親との同居生活が始まりました。

まだ始まって1日。

なので、

「義両親との同居は最高です!」

とも、

「やっぱり大変です!」

とも、まだ何も言えません。

今のところは、

ドキドキ半分、ワクワク半分。

これから一緒に生活していけば、きっと「えっ?」と思うことも出てくるでしょう。

日本で育った私と、中国で暮らしてきた義両親。

文化の違いなのか、単なる家族の性格の違いなのか分からないことも、たくさん出てくると思います。

でも、それも含めて記録していこうと思います。

数か月後、私が何と言っているのか。

自分でもちょっと楽しみです。