カナダでの生活

Pillsbury(ピルズベリー)のシナモンロールを焦がした話

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ある日、Walmartで見かけたPillsbury(ピルズベリー)のシナモンロールが気になり、つい2本まとめて購入してしまいました。カナダではとても有名なブランドで、スーパーの冷蔵コーナーに必ずと言っていいほど置かれています。あの白いコック帽のキャラクター「Pillsbury Doughboy」がトレードマーク。家庭で簡単に焼きたてのパンやお菓子を楽しめるという点で、こちらでは定番の人気商品です。

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購入した商品:Pillsbury Cinnamon Rolls

近所のスーパーで購入したのは、Pillsburyの「Cinnamon Rolls with Icing」351g入り。英語とフランス語の両方が記載された、カナダらしいパッケージです。一本で8個分のシナモンロールが作れるということで、ボリュームもなかなか。

しかもこの製品、「more cinnamon(もっとシナモン)」と書かれていて、香りも風味もしっかりしていそうです。期待を胸に、いざ挑戦!

Pillsburyのシナモンロールは種類も豊富!

実は、Pillsburyのシナモンロールには定番の「Original」以外にもさまざまな種類があります。気分や季節に合わせて選べるのも人気の理由のひとつです。

種類特徴
Original Cinnamon Rolls with Icing一番定番。甘さ控えめのバニラ風味アイシング付き。
Grands! Cinnamon Rolls with Cream Cheese Icingロールがひと回り大きい“グランズ”サイズ。濃厚なクリームチーズアイシング付き。
Orange Rolls with Orange Icingシナモンの代わりにオレンジ風味。朝食にさわやか。
Flaky Cinnamon Rolls with Butter Cream Icingパイのように層になった“フレイキー”生地が特徴。バタークリームアイシング。
Pumpkin Spice Cinnamon Rolls(季節限定)秋限定。パンプキンスパイス風味と特製アイシング。
Hot Cocoa Rolls(冬季限定)ココア風味の生地にマシュマロアイシング。
わさび

どれも焼き方はほぼ共通で、冷蔵庫から出してすぐに焼ける手軽さが魅力。次はどのフレーバーを試してみようか、迷ってしまいますね。

焼いてみた

開封の儀:「ボンッ!」の衝撃

Pillsburyの冷蔵生地製品は、紙のラベルをはがして、ミシン目に沿って押すと「ポンッ!」と音を立てて缶がはじけます。この瞬間、びっくりしました。

冷蔵庫から出してすぐだったこともあり、中の生地が缶の中でしっかり膨張していたようです。缶が裂けた瞬間に中からロール状の生地が飛び出してきて、正直ちょっと怖かったです。

中には、生のシナモンロール生地がぎっしり。そして、もう一方には小さなプラスチックのカップに入ったアイシングがしっかり収まっていました。

冷凍保存していた場合の注意点

今回、実は購入してから一度冷凍していました。

そこで、焼く前日に冷蔵庫へ移し、ゆっくり解凍。Pillsburyの冷蔵生地は冷凍保存を前提としていないため、焼く前にはしっかりと解凍することが大事です。常温での急速解凍だと生地の食感や膨らみに影響が出る可能性がありますし、何より焼きムラの原因になります。

焼成前:丁寧に並べる

アルミホイルを敷いた天板に、1個ずつ丁寧に並べました。パッケージには「間隔を2インチ(約5cm)あけて並べてください」と書かれており、きちんと守って配置。

見た目はまさにシナモンロールそのもので、香りもほんのり甘く、期待が膨らみます。

焼成:その時、悲劇は起きた

オーブンを375°F(190℃)に予熱し、指示通り13〜18分焼くように設定。

しかし、気づけばトップの部分が真っ黒に……。

原因は、おそらく以下の3つ:

  1. オーブンの上段で焼いたこと
  2. 焦げやすい砂糖とシナモンが上に来ていたこと
  3. 冷凍していた影響で生地の焼け方が不均一だったこと

特に、電気オーブンは上部にヒーターがあることが多く、上火が強いと表面だけが早く焼けてしまいます。

わさび

😂

リカバリー:アイシングでごまかす

焦げたトップを見て一瞬落ち込みましたが、ここでアイシングの登場。

添付のアイシングを少し温めて、スプーンでたっぷり塗り広げます。焦げた部分を覆い隠すように丁寧に……。

するとどうでしょう、見た目は一気に「それっぽく」なりました。味も、焦げの香ばしさとアイシングの甘さが意外とマッチして、これはこれでアリかもしれない……?

焦がさないための教訓

今回の失敗から学んだ、次回のためのポイントはこちら:

  1. 天板は中段〜下段に置く
  2. 途中でアルミホイルを軽くかぶせて焦げ防止
  3. 最初は13分で様子を見る。18分は長すぎる可能性あり
  4. しっかり解凍してから焼くこと

おわりに

今回は思いがけず焦がしてしまったけれど、焼きたての香り、温かさ、ふわっとした食感、そしてアイシングの甘さ……。それらが合わさって、思った以上に満足感のある一品でした。

そして何より、焼く過程そのものが楽しい。開封時の「ボンッ!」に始まり、焼き上がりを見守るワクワク感、そして焦げてもなお食べられる安心感。Pillsburyのシナモンロール、次は完璧に焼き上げたいと思います!

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怠惰なわさび
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