FIFAワールドカップ2026の開催を記念して、Royal Canadian Mint(ロイヤル・カナディアン・ミント)から公式記念コインが発売されました。今回私が購入したのは、世界限定11,000枚の純銀コイン「We Are 26™」です。トロントも開催都市となっていることから、記念として購入してみました。
FIFAワールドカップ2026は、カナダ・アメリカ・メキシコの3カ国共催で開催される史上最大規模のワールドカップです。トロントも開催都市のひとつとなっており、街中で大会ムードを感じる機会が増えてきました。そんな記念すべき年に発売されたのが、Royal Canadian Mintの公式記念コインです。
目次
FIFAワールドカップ2026記念コインはどこで買える?
Royal Canadian Mint公式サイトで販売されました。人気商品は完売しているものもあります。私たちはこちらのブログで紹介しているお店で買いました。
FIFAワールドカップ2026記念コインの発行枚数は?
私が購入した「We Are 26™」純銀コインは世界限定11,000枚です。
FIFAワールドカップ2026のトロント開催日は?
2026年6月12日から7月2日までの間に6試合が開催されます。
Royal Canadian Mint(ロイヤル・カナディアン・ミント)とは
今回このコインを発行したのは、カナダ政府が運営する造幣局「ロイヤル・カナディアン・ミント(Royal Canadian Mint)」です。世界有数の品質を誇る造幣機関として知られており、コレクター向けコインから流通貨幣まで幅広く製造しています。
今回の記念コインシリーズは2026年5月14日、バンクーバーのBCプレイスで正式に発表され、同日より流通が開始されました。FIFAの公式ライセンスを取得した正規品であり、箱にはFIFAの公式認証ステッカーが貼付されています。また、シリアルナンバー入りの証明書も同封されており、コレクターズアイテムとしての信頼性が丁寧に担保されています。
FIFAコラボ記念コイン、全ラインナップ
今回のFIFA ワールドカップ 2026™に合わせて、ロイヤル・カナディアン・ミントは全部で12種類のコインを発売しています。価格帯は約40カナダドルの流通コインセットから、約5万カナダドルの純金コインまで、実に幅広いラインナップです。全ての商品はロイヤル・カナディアン・ミント公式サイトから確認することができます。
大きく分けると「流通コイン系」と「コレクター向けシルバー・ゴールドコイン系」の2種類があります。それぞれの違いをまず整理しておきます。
① 流通コイン系(スチール製・手に届きやすい価格帯)
日常で使われる1ドル硬貨をベースにしたシリーズです。カナダのお釣りとして実際に流通するため、スーパーや銀行のレジで偶然手に入ることもあります。
| 商品名 | 価格 | 製造枚数 |
| $1 カラー記念コイン ロール(カラー版) | $59.95 CAD | 35,000 |
| $1 カラー記念コイン ロール(非カラー版) | $59.95 CAD | 20,000 |
| $1 ロールボックスセット(カラー+非カラー) | $127.95 CAD | 5,000 |
| 5コインセット | $39.95 CAD | 記載なし |
| コメモラティブコインカードコレクション | $14.95 CAD〜 | 50,000 |
| スペシャルラップロール コメモラティブコレクション | $127.95 CAD〜 | 5,000 |
5コインセットは、1ドルのカラー・非カラーコインに加え、25セント硬貨3枚(「カナダ・ウェルカムズ・ザ・ワールド」「公式マスコット」「ザ・マッチ」)がセットになっています。手頃な価格でFIFAコインを手に入れたい方には、このセットが最もバランスが良いように感じます。
② コレクター向けシルバーコイン
| 商品名 | 価格 | 製造枚数 |
| We Are 26™ – 1オンス純銀コイン(カラー) | $289.95 CAD | 11,000 |
| The Winning Goal – 1オンス純銀コイン | $279.95 CAD | 11,000 |
| The Trophy – 5オンス純銀コイン | $1,539.95 CAD | 1,500 |
③ コレクター向けゴールドコイン
| 商品名 | 価格 | 製造枚数 |
| The Beautiful Game – 1/4オンス純金コイン | $2,869.95 CAD | 1,750 |
| We All Play Together – 1オンス純金コイン | $10,999.95 CAD | 500 |
| Celebration – 5オンス純金コイン | $49,899.95 CAD | 175 |
ゴールドコインは文字通りコレクターや投資家向けの商品で、最上位の5オンス純金コインは約5万カナダドルという価格設定です。175枚という超限定ラインナップで、こちらはまさに”持つことそのものに意味がある”コインだと思います。
こうして全ラインナップを眺めてみると、ロイヤル・カナディアン・ミントがいかに幅広い層を対象にしているかがよく分かります。お釣りとして偶然手に入る1ドルコインから、5万ドルの純金コインまで──それぞれのファンや収集家の楽しみ方に合わせた設計になっています。
そのラインナップの中で、私が選んだのが「We Are 26™」の1オンス純銀カラーコインでした。
購入したコインの詳細スペック
手元にあるコインは「FIFA ワールドカップ 2026™:We Are 26™」と題された1オンス純銀コインです。主なスペックは以下のとおりです。
| 額面 | 20カナダドル(法定通貨) |
| 素材・純度 | 99.99%純銀(1トロイオンス / 約31.39g) |
| 直径 | 38mm |
| 仕上げ | プルーフ仕上げ・セレーション加工 |
| 製造枚数 | 世界限定11,000枚 |
| 販売価格 | 289.95カナダドル(税別) |
| 発行元 | ロイヤル・カナディアン・ミント |
| デザイン | カナダ人アーティスト グレン・グリーン |

表面(リバース)には、公式エンブレムの「26」という大胆な数字の形状が背景に散りばめられ、鮮やかな色彩が躍動感あふれる雰囲気を演出しています。裏面(オーバース)には、カナダ人アーティスト スティーブン・ロサティによるチャールズ3世国王の肖像が描かれています。
箱を開けた瞬間
届いた箱を手に取ったとき、まず思ったのは「思ったよりしっかりしているな」ということでした。黒を基調としたコンパクトなペーパーボックスで、内蓋には大会公式ビジュアルがそのままプリントされています。赤・青・オレンジ・緑・黄の色彩が組み合わさった「26」のグラフィックは、見ているだけで大会の熱気が伝わってくるような感覚があります。
フォームにしっかりと固定されたコインを取り出して眺めると、その仕上がりの美しさに思わず手が止まりました。直径38ミリの盤面いっぱいに、公式エンブレムをモチーフにした「26」の数字が鮮やかなカラーで施されており、中央にはワールドカップトロフィーが凛として立っています。上部には英語で「FIFA WORLD CUP 26™」、下部にはフランス語で「COUPE DU MONDE DE LA FIFA 26™」と刻まれており、カナダが英仏二言語の国であることを改めて感じさせる仕様です。
プルーフ仕上げというのは、鏡面のように磨き上げた状態のことを指します。光の当たり方によって表情が変わるため、写真で伝えるのが難しいのですが、実物はとても上品な輝きを持っています。普段コインをそれほど意識して見ることはありませんが、このコインは手にした瞬間から「これは特別なものだ」という感覚が自然と伝わってきました。
世界限定11,000枚という数字
このコインが特別である理由のひとつが、その希少性です。世界限定11,000枚という製造数に抑えられており、RCMの公式サイトではすでに完売となっています。
発行枚数11,000枚は決して極端に少ない数字ではありません。しかし、世界中のサッカーファンとコインコレクターが対象であることを考えると、長期的には希少性が意識される可能性もあります。
販売価格の289.95カナダドルという数字は、純銀1オンスの素材価値にFIFAの公式ライセンス品であること、そして限定11,000枚という希少性を加味すると、コレクターズアイテムとして妥当な価格帯だと感じます。なお、このコレクター向け製品はカナダ国内への配送のみ対応しており、海外発送は行われていません。カナダに住んでいることがこのコインを入手できた理由のひとつでもあります。
コレクター向けのシルバーコイン以外にも、流通貨幣として1ドルのカラー記念コイン(総発行枚数300万枚)や5コインセット($39.95 CAD)など、複数のラインナップが用意されています。手に取りやすい価格のものも多いので、ご興味のある方はぜひ確認してみてください。
トロントがワールドカップの舞台に
コインの話と切り離せないのが、今大会のトロント開催という事実です。
2026年のFIFAワールドカップは、カナダにとって男子大会としては初めての開催となります。トロントとバンクーバーの2都市がカナダのホストシティとして指定されており、カナダ男子代表チームも自動的に出場権を得ています。カナダのファンが地元でナショナルチームの試合を観戦できるという、まさに歴史的な機会です。
会場はトロント・エキシビション・プレイスに建設された「トロント・スタジアム・アット・エキシビション・プレイス」(170 Princes’ Blvd)。改修によって収容人数は45,736席に拡大されています。トロントでは計6試合が開催されます。
| 日程 | 対戦カード | キックオフ(ET) |
| 6月12日(金) | カナダ vs ボスニア・ヘルツェゴビナ | 午後3時 |
| 6月17日(水) | ガーナ vs パナマ | 午後7時 |
| 6月20日(土) | ドイツ vs コートジボワール | 午後4時 |
| 6月23日(火) | クロアチア vs パナマ | 午後7時 |
| 6月26日(金) | セネガル vs イラク | 午後3時 |
| 7月2日(木) | ラウンド32(グループK vs L の1位・2位) | 午後7時 |
トロントに暮らすようになってから数年が経ちますが、街の雰囲気がこれほど独特の盛り上がりを見せている光景は、あまり記憶にありません。ダウンタウンを歩けば各国の言語が飛び交い、ユニフォームを着た観光客の姿があちこちに見られます。カナダは多文化共生の国ですが、サッカーを通じて世界中の人々が一つの場所に集まってくるという体験は、この国ならではの開放的な空気と相まって、なんとも言えない感慨があります。
大会の規模:史上最大のワールドカップ
FIFA ワールドカップ 2026™は、3カ国・16都市・48チーム・計104試合という、これまでで最大規模の大会です。
カナダとしては2015年にFIFA女子ワールドカップを開催した実績はあるものの、男子大会の開催は今回が初めてです。メキシコは1970年・1986年に続く3度目の開催となり、ワールドカップ史上初めて同一国が3回のホスト国となりました。アメリカは1994年以来の開催です。これほどの歴史的意義を持つ大会をカナダが共催していることは、この国に住む者として、素直に誇らしく思います。
今大会から参加チーム数が従来の32チームから48チームに拡大されたことも大きな変化のひとつです。新たに「ラウンド32」というステージが加わり、より多くの国がグループステージを突破するチャンスを持つ構造になっています。日本代表も出場しており、日本にいる家族・友人と話題を共有しやすい大会になりました。
まとめ
記念コインというものは、ただ美しいだけでなく、その時代の空気を閉じ込める装置のようなものだと思っています。このコインを見るたびに、2026年の夏、トロントのまちに世界中からサッカーファンが集まってきた光景を思い出すことができるでしょう。
世界11,000枚の中の1枚。数十年後に見返したとき、その価値は金銭的なものだけではなく、「あの夏、トロントにいた」という個人的な記憶とも結びついているはずです。
コインのラインナップ全体はロイヤル・カナディアン・ミント公式サイトで確認できます。トロントの試合スケジュールやチケット情報はトロント公式サイトをご覧ください。大会は7月19日まで続きます。コインを手元に置きながら、残りの試合もしっかりと楽しんでいきたいと思います。